都市計画法に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ 第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域には、建築物の容積率、 建築物の建蔽率及び建築物の高さの限度が定められ、必要な場合に限って、さらに建築物の敷地面積の最低限度又は外壁の後退距離の限度が定められる。
ロ 特定用途制限地域は、用途地域が定められていない土地の区域(市街化調整区域を除く。)内において、その良好な環境の形成又は保持のため当該地域の特性に応じて合理的な土地利用が行われるよう、制限すぺき特定の建築物等の用途の概要を定める地域である。
ハ 高度地区は、用途地域内において市街地の環境を維持し、又は土地利用の増進を図るため、建築物の容積率の最高限度及び最低限度、建築物の建蔽率の最高限度、建築物の建築面積の最低限度並びに壁面の位置の制限を定める地区で ある。
ニ 特定街区は、市街地の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われる地区について、その街区内における建築物の容積率並びに建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定める街区である。
ホ 風致地区内における建築物の建築、宅地の造成、木竹の伐採その他の行為について、一定の基準に従い、地方公共団体の条例で、都市の風致を維持するため必要な規制をすることができる。
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イ ⭕️ 第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域及び田園住居地域に , 建築物の容積率、建築物の建蔽率及び建築物の高さの限度が定められ、 必要な場合に限って、さらに建築物の敷地面積の最低限度又は外壁の後退 距離の限度が定められる(都市計画法832 号イ・ロ)。
ロ ⭕️ 特定用途制限地域は、用途地域が定められていない土地の区域(市街化 調整区域を除く)内において、その良好な環境の形成又は保持のため当該 地域の特性に応じて合理的な土地利用が行われるよう、制限すべき特定の 建築物等の用途の概要を定める地域である(9条15項)。
ハ. ✖️ 高度地区は、用途地域内において市街地の環境を維持し、又は土地利用 の増進を図るため、建築物の 「高さ」 の最高限度又は最低限度を定める地 区である(9条18項)。 高度利用地区との違いに注意してほしい。
ニ ⭕️ 特定街区は、市街地の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われ る地区について、その街区内における建築物の容積率並びに建築物の高さ の最高限度及び壁面の位置の制限を定める街区である(9条20項)。
ホ ⭕️ 風致地区内における建築物の建築、宅地の造成、木竹の伐採その他の行 為について、一定の基準に従い、地方公共団体の条例で、都市の風致を維 持するため必要な規制をすることができる(58条1項)。